涼×蘭
「さすがにそれは幼過ぎない!? 俺じゃ駄目だと思うよ!」

「だーいじょぶだーいじょぶ。凡人どう考えても小六又は中一だから」

それはもう腹話術ごっこなんかとっくに卒業してる歳じゃ……?

「ありえないっ! そのわけの分からない根拠はどこから来たんだよっ!」

「たぶんクラスの皆が思ってることだしー」

「嘘だぁ!」

「はいはい。剣ヶ峰泣かないのー」

「泣いてないもんっ!」

「あーはいはい」

「ぬぁー! もー!!」

怒ってもあまり怖くないのだが……。

「……馬鹿じゃん?」

「ぬぎゃー!?」

一体この奇声はなんなんだ?
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