涼×蘭
「に゙……!」

まぁー目の前には今まさに着替え中の涼が。ついでに原も。

「剣ヶ峰って、本当に中学でも弓道やってた?」

「うっさい! やってたもん!」

「しょうがないしょうがない。蘭、馬鹿だから」

「たしかに」

「ぬぁっ!? 水までひどいぃ」

「でも本当のことだからなぁ……」

どうしようもないのだが?

「っていうか紐! 紐をどうにかしてー!」

「朱牡丹がなんとかしてくれる」

「そうそう。涼がなんとかしてくれる。さ、行くか」

「え? おまえら……!?」

と、着替え終わっている二人はそそくさと道場へと行ってしまう。
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