涼×蘭
「ぅ゙ぶーっ! 疲れたぁ!!」

「新しい奇声が……」

とうとう猫でもなくなったか……。

「に゙ー……」

「……」

なんだか逐一反応するのも面倒なので放っておいてみよう……。

「あ゙ー……」

「……」

「……」

「……」

「……み゙ー」

「楽しいか……?」

虚しく奇声を出すのって……。

「……楽しくない」

「だよな」

楽しんでたらそれはそれで良いんだけどね。

「涼ーっ遊んでーっ!!」

と、涼にまとわりつく蘭。

「はぁっ?! まだ遊ぶのか!?」

昼間あんなに遊んだじゃないか……?!

「だってお腹減ったんだもん」

「そんなのが理由になるか!」

「だってぇー!!」
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