涼×蘭
涼の部屋で唇と唇を重ねる影が二つ。いつもより激しく、奪うように。


「ん……りょ、っ!」

「っ……なに?」

「苦し……い」

息も絶え絶えに蘭が涼に苦しさを伝える。先程鷹さんよりも自分の事が好きか、と蘭が問い掛けたその直後、涼が蘭にキスをした。

いつものように優しくはない。息を吐く暇など与えない。

「あぁ、そう」

「に゙っ!?」

蘭の首筋にキスをする。

「にぁ……っ!」
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