僕の明日みんなの明日
幽霊の意味
夏休みになってすぐに歩君に会いに行って、僕が歩君に会ってない一週間について話した。加藤さんのこと、そして僕を殺した犯人のこと。歩君はすぐに警察に連絡して犯人はすぐ警察に連れて行かれた。

『よかったな、これで復讐できたじゃないか。』

『復讐だなんて考えてないよ。加藤さんとの約束だし、それにこれ以上被害者が出て欲しくなかったんだ。』

本当に復讐なんて思ってないけど、心が軽くなった気がする。

『なぁ、これからどうする?遊びにでも行くか?』

歩君の言葉に幽霊が!?って思ったけど、僕はうんと答えた。

それから歩君といろんな所に行った。釣りに行ったり、虫を取りに行ったりした。もちろん僕は見てるだけだったけど、とても楽しくて幽霊だってことも忘れられる。

毎日歩君と遊んで、僕はこのままでもいいかなって思い始めた。別に無理して成仏しなくてもいいよね、死んでるけど歩君がいるし、きっとこのままでも楽しいはずだ。
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