風が吹く中で
甘い時間
体が震えているのが分かる


でも、あの時の闇は徐々に薄れ、変わりに熱いモノが私を包み込む


北城さ……し…翔さんの唇が首元に感じる。背中に回された腕は力強く私を抱きしめて


徐々に首から鎖骨へと下がっていく。そのたびに息が上がる

「ま…待って…」
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