どスケベやけど…Final
「ちょっ…離して?」


お湯の中やから、バランスを崩すと、体全部が無防備になる。


咄嗟に胸元に腕を廻した。


「太一さん、止め……んん…。」


体を反転さそうと、麻衣が顔を俺に向けた時、キスをした。

「ん…ふぁ……。」

舌と舌が絡まる。


麻衣を壁側に押し付けて、両方の腕を頭の上で壁に付けた。

「やぁ……。」


唇から離して、耳たぶを甘噛みした。


「麻衣…一緒に暮らさへんか?
ほんで、二年後……結婚しよ?」


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