双子は魔法使い!?
未来は息を吐いた後、目の前にある大きな窓を全開にした。

紫煙が開け放った窓に向かって出て行った。

「あたし、絶対に立派に暮らして見せる」

未来が言った。

「ママの言う通り、魔法界が恋しくなるかも知れない。

うっかり魔法を使っちゃうかも知れない。

でもね…」

そこまで言って、未来が俺に視線を向けた。

「あたしは魔法なんかに頼らない。

立派に暮らして、ママをひっくり返らせてやるんだから」

イタズラっ子のように言うと、未来は笑った。

「だな」

俺も笑った。

「2人で立派に暮らしてやろうじゃん」
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