僕らの時間〈2〉
「ほな、あいつ次の授業おらんなぁ」

五十嵐は含み笑いを浮かびながら隣の教室を覗いた。

俺も何となく予想はついていた。

「俺も保健室に戻りますぅー」

「後で行くから待っててや」

「仕事済ましてから来てくださいよ」

補給の為に行くんやんけ。と俺にしか聞こえないだろう小声で言って五十嵐は教室の中に入って行った。

ほんま恥ずかしい事をしよる。




●end………?●





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