僕らの時間〈2〉
「そんなん知らん。
大事なもん傷付けたんやから当たり前や」

「普段、大人しい奴が怒るとほんま怖いわ」

俺の胸に顔を埋めてまだ笑ってる。

こんなんお前だけや。
お前の事やから怒ってんねん。

「傷痛い?」

「風呂入ったら痛いやろなぁ」

高原は自分の腕を見ながら他人事のように笑った。





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