僕らの時間〈2〉
その後
俺、ほんま何言うてんねやろう。

はっずいわ!

ほんまハズいわ!

「ふじゃあらー!おかえり
腹減ったぁ!!」

停学くらってる高原は、俺が玄関開けるなり走ってきた。

「どないしたん?」

俺が、他の事を考えてて高原の顔を、じっと見つめていると
高原は首を傾げて見上げて来る。

この子、絶対にワザとやっとるんちゃうか。





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