くちづけのその後で
「朱莉さん、お疲れ様です♪」


笑顔で出勤して来た真子ちゃんの姿を見て、何だかホッとした。


「……何か疲れてません?」


「ううん、大丈夫やで。これだけお願いしてもイイ?」


「はい♪やっておきます!」


「こっちは、もうやってあるからね」


あたしは持っていたカルテを片付けて、真子ちゃんに残りの仕事を引き継いだ。


「お疲れ様でした」


そしていつものように先生と助手に頭を下げ、更衣室で着替えを済ませて裏口から外に出た。


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