赤ずきんと狼。




でも、今日は違った。



いつもよりサトル君は周りを気にしていた。




「どうしたの?」




「え?…」




気にせずはいられなかった私はサトル君に聞いてみると、サトル君はビックリしたように私を見る。




「えっ…いや…サトル君、さっきからキョロキョロしてるじゃん。」




サトル君は”ああ”と言ってまた無言になる。





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