恋〜彼と彼女の恋愛事情〜


「純」

キッチンで夕飯の準備をしてる純に声をかけると

「なに?」

不思議そうな顔で俺をみる

「一緒にはいる?」

ニヤリと笑って言う俺とは反対に、一気に顔が赤くなる。

「なななな、なに言って・・・は、入らないよ~」

・・・・・だよな。

嬉しすぎて、調子に乗りすぎました。

でも、ちょっとがっかり。



「舜!風呂はいるぞ!」

「は~い」

しかたねぇ。今日も舜と入るか。

「純ちゃん、お風呂入ってくるね~」

「はーい」

「純ちゃんも一緒にどう?」

お前も誘うのかよ!

「は、入りません!」

真っ赤になって口を尖らせる純の可愛い反応に、二人で笑った。










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