しゃべるウサギのいる家はどうですか?!





「あげまんじゅうじゃなくて、あ・げ・はです!!」



思わず口調がきつくなった。


(あぁー)

と落ち込んだ時には、もうすでに遅く、


柚夏くんは怒り気味で



「ふーん。てか声うるさっ。うざいんだけど」




柚夏くんにそう言われて、当たり前だけどショックだった。

それにムカついた。


「ほら!柚夏キレないの!!」


空は柚夏をなだめる



「別にキレてる訳じゃねーし。」



「大丈夫か?」




そう言って玲夏は顔をのぞきこんできた。

でも怒りを自分でおさめられなくてつい



「・・・・・・なよ。」




「え?」





「ふざけんなよ!!こっちだって柚夏くんに好かれる筋合いないし!!」




(しまった~~~!!)


と思った時には時すでに遅し・・・・・・



恐る恐る柚夏くんの顔を見ると柚夏くんはお腹を抱えて笑っていた。


「あはは!泣かれたのかと思った。面白いね。
あんたあげはだっけ?よろしく。」


えぇーーーー?!






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