ウラコイ
「槌谷さん、」
「神田さん。お疲れ様です」
ちょっと と手を引かれた
もちろん 翔太君に
「……どうしたの?急に…」
「いや……。なんとなく、」
なんとなく…?
「もしかして休みが…?」
「いや、休みはあける。這ってでもあける」
むきになりながら
翔太君は 私の手を握った
「あと少し頑張って…」
「……ん」
珍しく 翔太君は大人しかった
最近は 同じ局での
すれ違いが多い
だから 電話かメールでしか
話せない。