ウラコイ
<翔太目線>






「神田君!」





「あぁ、こんにちは志摩さん」




志摩さんは笑顔で 走ってきた



いつだったか

みちるさんは
犬みたいだよねと…

言っていた




「あ、笑った。何よ私の事バカとか思ってるんでしょ」



「いやいや……。丁度良かった。志摩さんに会えて…」




「良かったぁ?あたしに用事?」













休憩室に
移動して俺は 言った




「俺さ、暫くは日本には戻らないからさ、みちるさんの事頼みたいと思って…」




「うん。」




あっさり
志摩さんは頷いた



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