my diary -あなたを愛した日々-



あなたが

この学園を巣立つとき

私は横にいたかった。



一番近くなんて

言わないから。


そばにいたかたった。


それすら叶わないなら

後ろからあなたの

旅立つ姿を

見ていたかった。



そんな姿を見たら

きっとこの胸は

痛むだろうけど



この瞳に

私に夢をくれた人の姿を

私に音楽を教えてくれた人の姿を

焼き付けておきたい。



私が大好きな人に

いつまでも好きだと

誓いたかった。


でも誓えなくって

良かったのかもしれない。



誓われたってあなたは

嬉しくないだろうし。



いつかはきっと

古傷になってしまうの

だろうから。



だから、あなたと見た海に


そっと涙流してみよう。




< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ima-ありがとうをあなたに-

総文字数/1

実用・エッセイ(その他)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今。 私たちが出逢った 世界が崩れようとしている。 君が歌う唱も 貴方たちの鼓動も 私たちの奏で続けた 物語も。 そして今。 其処にあるのは 『無』だけである。
M-DOLL

総文字数/584

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
三人はいつだって一緒だと思ってたのに。 気づけばもつれていたんだ。私たちの友情は。
love songs

総文字数/5,543

恋愛(その他)29ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
恋をしたら苦しくなる。 悲しくなる。 つらくなる。 でも 人を好きになるって 幸せだ。 悔しいくらい 毎日が楽しくなる。 毎日更新しています。 感想待ってます。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop