王子嫌いなお姫サマ☆


「いいじゃん♪行こうぜ!」


どれだけイヤがっても、きっとこいつは行くと言うだろう


「じゃあ、お前だけ行けよ。」


すると少しムスッとした表情で、俺に小さくこう言った


「お前昨日、佐倉に何かしただろ。」



「はぁ!?」


な、なんで知ってるんだ。こいつ……



「今日お前、いつもよりテンション低かったし。お前のテンションが今、左右される事って言ったら佐倉のことしか無いからな。」



っッ!!



すべてが図星



こいつにはやっぱり敵わない



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