王子嫌いなお姫サマ☆


頭が麻痺しそうなくらい、甘い声


もっと聞きたい……



もっともっと雫が欲しい……



ブカブカの俺の服を雫から剥ぎ取る


白く細い雫の体


触れるだけで手が震える



今にも壊れそうで。


傷つけそうで。



そんな感情と裏腹に俺の中の自分は、本能のように雫に触る


「………ッ……あっ…ん…」


甘い甘い声が部屋に響き渡る


「雫……大丈夫か?」



さっき止められないとは言ったものの、雫が辛いならいくらでも待つ覚悟はある



大事な……



大事な女の子のだから……




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