王子嫌いなお姫サマ☆


「お願いだから……死にたいなんていわないでっ……」


目からスーッと涙が落ちた


――グイッ


っ!?


おもいっきり右腕を引っ張られた


お兄ちゃんとの顔の距離は数センチしか無い……



「……じゃあ、雫は俺のになってくれるのか?」



え……



「ど、どういう意味?」



その時、いきなり抱きしめられ……唇を奪われた


「……ちょっ!!……ッ…ん゙っ!!」


逃げようとすると、さらに強く抱きしめてくるお兄ちゃん



「……おにぃ……ちゃんッ!」




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