王子嫌いなお姫サマ☆


あたしはお兄ちゃんの方を向き、抱きしめ返した



間違った答えかも知れない



でも、それでも……この人を置き去りになんて出来ない



あたしは自分からそっと、お兄ちゃんの唇に自分の唇を合わせた



……愛してるよ、龍。


あなただけを愛してる。







暗闇の中で、あたしは自分の恋心を封印した。


一生、開けられないように………






優しく輝く星だけが、あたしたちを見ていた




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