王子嫌いなお姫サマ☆


「ね―、王子?」


「あ?なんだ黒田か。」



つ―かやっぱり王子ってあだ名は変わらないんだな。


「今日の放課後、時間ある?」


「まぁ―、あるはあるけど。」



黒田とも雫と別れてからは話してなかった。



俺と黒田の接点なんて、雫だけだったから。


「じゃあ放課後時間作って。秀哉くんにはもう話してるから。」


はあ?秀哉も?


「わかった。」


黒田は用件だけを話して、すぐに何処かに行ってしまった







「お―い!龍!行くぞ―!」

「あぁ―…」


俺らは放課後すぐに教室を出た



1人で残っている雫を置いて………



< 242 / 334 >

この作品をシェア

pagetop