王子嫌いなお姫サマ☆



「……ごめん。あたし帰る。」


「……は?」


「っ、ごめん!!」



叫ぶよいにそう言い、立ち上がり走り出した


「雫っ!!」



引き止めようにもお金を払って無かったので、支払いに時間がかかり外に出た雫を追いかける事が出来なかった



「ちょっ!どうしたのよ!!さっき走って行ったの雫じゃなかった!?」



「……わかんねぇ―よ。」



黒田の質問に俺は答える事が出来なかった



マジわかんね―…。


何があったんだよ。雫。




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