王子嫌いなお姫サマ☆


「雫―っ。準備出来たか―?」


「ちょっと待って―。」



今日は雫とデートの日。


昨日は一晩中、雫を求めてしまって結局雫は朝帰り



どうしても家に帰りたいって言うから仕方なく、今は雫の家



俺は別に、昨日の制服姿でも全然よかったんだけどな?



「おまたせ―♪」



そう言ってリビングに小走りで来た雫


肩を出した薄いピンクのシフォンワンピースに髪を軽く巻いている雫


ちょっと胸、見えそうなんだけど……


でもいつもと全然、雰囲気が違う―……


「……かわいい」


「へっ////」



「え?!!」



ヤバっ!今俺、声に出てた??



< 305 / 334 >

この作品をシェア

pagetop