月と太陽の事件簿11/愛はどうだ
「貴女がそう思っても、相手はそう思わないでしょう」
「でも本当に心あたりはないんです」
「過去に男性を振ったとか、そういう経験は?」
「男性とお付き合いしたことはありません」
「告白されたことも?」
「いけませんか?」
「それは…にわかには信じがたい話です」
達郎は、普段なら絶対に言わないようなことを口にした。
「それ、ほめてくれてるんですか」
亜季は首をかしげながら笑った。
「思ったことを言ったまでです」
達郎は再びホットチョコレートに口をつけた。
いつもより早いペースだと思った。
「月見さんて、思ってた感じと違うんですね」
笑顔を大きくしながら、亜季が言った。
その声は先ほどより幾分か弾んでいた。
「僕の事をどんな人間だと思ってたんですか」
いつもなら他人の評価など気にもならないが、今回は別だった。
「たくさんの事件を解決している探偵さんだと聞いてたので、学者みたいな人だと思ってました」
「でも本当に心あたりはないんです」
「過去に男性を振ったとか、そういう経験は?」
「男性とお付き合いしたことはありません」
「告白されたことも?」
「いけませんか?」
「それは…にわかには信じがたい話です」
達郎は、普段なら絶対に言わないようなことを口にした。
「それ、ほめてくれてるんですか」
亜季は首をかしげながら笑った。
「思ったことを言ったまでです」
達郎は再びホットチョコレートに口をつけた。
いつもより早いペースだと思った。
「月見さんて、思ってた感じと違うんですね」
笑顔を大きくしながら、亜季が言った。
その声は先ほどより幾分か弾んでいた。
「僕の事をどんな人間だと思ってたんですか」
いつもなら他人の評価など気にもならないが、今回は別だった。
「たくさんの事件を解決している探偵さんだと聞いてたので、学者みたいな人だと思ってました」