【短編】Merry Xmas?


「願い、叶えてくれるんでしょ?!」



やっぱ嘘?



「叶えてやるよ、何でも。」



「本当に?」



「嘘だったら俺ただの変質者だろ?」



十分、変質者でしょ…



「3つな。」


指を3本立てて付け足すように言った。


「3つだけ叶えてやる。」


サンタだけに3つ、
なんてまた付け足して。




「じゃあ…」


こうなったら…


「食べきれない位のケーキが食べたい!!」



どうせ無理に決まってる。



「わかった。」



振り向いたかと思ったら…


「…ん。」


目の前がケーキでいっぱいになった。




「嘘…でしょ…」


「旨いよ?コレ。」



ほ、ほ、ほ…

本物キタァァー!!




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