ブランケット

「俺が隣にいてくれるだけで嬉しいって言ってくれたの真衣じゃん?」

あたしの体は、御津の腕の中に入っていた。

ここが中庭で良かった。

「…あたし、まだ御津の彼女でいて良い?」

「いてもらわないと困る。」

「なんで?」








「愛しい人が隣にいて欲しいって求めんのが普通だろ?」

そういって、キスをした。




あたしばっかり
END.



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