来ちゃいました。



トントントントン――



包丁の音がリズミカルに聞こえる。


「へぇ〜意外」

沖田さんは、リズミカルな音を聞いてかそんなことを言った。

意外言うな意外。


「失礼なっ!あたしだって料理くらいできます」

「ふぅん」


反応それだけですか。


「とりあえず、なめていたら痛い目合います」


そんなあたしを華麗にスルーする沖田さん。



あのひと…絶対信じてないっ!



「なんかさ」


沖田さんは、さっきより元気がない感じで話だし、続けた。


「今の日本…すごい進化してる…」


「え?」



まぁ…たしかに…
昔よりは、すごい変化したよね。


でも……沖田さんは何が言いたいのだろう。




.
< 33 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop