おばあちゃんの約束。短編[完]
§ 疑惑



私は、水晶玉を一番日の当たる、窓際に置くことにした。


水晶玉は日に当たり、嘘のように、七色に光った。


普通の水晶玉では、有り得ない。



だからおばあちゃんは、これを大切にしている、と言っていた。



窓をみる度、涙が出る日々が続いた。







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