ぬいぐるみに恋する少女



「俺、もしかしたら大人の階段昇っちゃうかも…。」



「それはないな。っで、どこ行くん?」



「遊園地。」



「ベター。」



「いやいや、それが最近新しく出来た遊園地で


小学生の入場料がタダなんだよ!!



それで滝崎と俺は意思統合しちゃってねぇ~。」





そう言って、池田は鼻の下を伸ばす。




「それはお幸せなことで。」



俺は机に置かれた課題プリントやり始めると池田はまたちょっかい出してきた。




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