俺様彼氏と甘い日々。


そのまま冷蔵庫に近づいて行った。



『腹へってんだろ?昼たべてねーし。』



あたしはなんか見抜かれてるようでやだったから首を横に振った。



するとあたしのお腹がグゥーと鳴った。



隼人はフッと笑うと冷蔵庫を覗きながら言った。



『あっそ。じゃあ俺だけ食べるわ。』



あたしは冷蔵庫の中の食材の豊富さに我慢できず隼人の袖を掴んだ。



「・・・やっぱ食べます。」



あたしが言うとクスッと笑って耳元に近づき



『最初っから素直になれよな。』



と隼人は言ってまた冷蔵庫の中を見た。



また心臓がドキドキする。



あたしは顔が真っ赤になってるのを隠すように隼人に喋りかけた。



『は、隼人って料理すんのっ?』



見るからに1人にしては多い食材。
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