君という名の光


体育館いっぱいに響き渡る歌声

ダイスキだった君

ちゃんと歌ってるのかな

練習

サボらないでやったんだろうか

笑って卒業証書受け取ってさ、

なんだか

卒業するのがうれしいみたいじゃん

でも知ってる

私には分かったよ

最後の一瞬に君が見せた表情

困ったように笑う笑顔

君らしいよ

でも最後くらいは強がらないで

あるいてく君の背中

行かないで、戻ってきてなんて

いえないから

一生会えないかもしれない

君の背中、ちゃんと見てなきゃね

最後の最後

振り向いて笑った君

やっぱりダイスキ

そして さよなら
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