きよし恋ふ−ハ行上二段活用−
▼ともこ「・・・・(涙する)」
▼ババア「またいつでもおいで。」
▼ともこ「あしかとー(ありがとう)」
▼医者「ところできよしくんは...」
▼ババア「アンタは来なくていい!!」
▼医者「ハハハ、相変わらずガードが固いですね。――そそられます。」(テレポートで消える)
▼ジジィ「ともこちゃん大丈夫かね。まあ、また何かあったらウチに来るだろう。きよし!オマエは男なんだからしっかりともこちゃんを守ってやるんだぞ!」
▼きよし「はい、おじいさん。」(勝手にやったとは言えない)―その頃ともこの家では―
▼イジワルババア「まったくこの子は何を。でもちゃんと出来ただろうね?」
▼ともこ「はひ。おばあさま。これで作戦は成功するでそー。」
▼イジワルジジィ「よし、じゃあこれから作戦2実行じゃ。」
▼ナレーター「いや〜、なんか企んでるイジワル一家。一体何が起こるんでしょう。」
―きよしの家―
トゥルルル―♪トゥルルー…ガチャ
▼きよし「もしもし…」
▼ともこ「もしもし!きよし君!?助…け…。」ブチ…ツーツー…
(きよしともこの家へ)
▼きよし「あっ、あのー!ともこちゃんは!?」
▼イジワルババア「(泣きながら)鬼にさらわれてしまったんだよ。今じいさんが探しに行ってるんたけど…」
▼きよし「なんだって!一体どこにいるのです!?」
▼イジワルババア「鬼ヶ島じゃよ!早くしないと食べられてしまう!!」
▼ナレーター「ということできよしは鬼退治に行くことになりました。いや〜、大変ですね〜。」
▼きよし「どうしよう…。ともこちゃん無事だよね…。あぁーもう!不安なことばかりだ!とりあえず一人で行くのもちょっと怖いな…仲間も3、4人ほしいし、いや、でもこんなことを考えている暇はない!明日にもすげ出発しよう!」
―翌朝―
▼ババア「きよしよ、ちゃんと無事に帰ってくるんだよ!」
▼きよし「大丈夫だよ、ともこちゃんをちゃんと連れて帰ってくるから。」
▼ババア「じゃあとりあえずコレを持っていきなさい。」
(おばあさん梅干しを出す)
▼きよし「ありがとう。じゃあ行ってくるね。」
▼ナレーター「こうしてきよしは旅に出ました。すると前から犬が来ました。」
▼犬「♪きーよたろさん、きよたろさん、おっこしにつけたぅーめぼし、ひっとつわったしにくださいな♪」
< 9 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop