手のひらの終焉
リャウカはしばらく眠ろうとしていたが、諦めて目を開けた。
 
真っ暗だった。
 
自分のしていることに迷いがある訳ではなかった。
 
でも、何かがリャウカに後ろめたさを感じさせていた。

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