俺のためにベルは鳴る
「ってか、さっみぃなぁ…」



「あぁ。ヤバいだろ?この寒さ。」



「オイっ!!サボんじゃねぇぞっ!!」



「「はーい。」」



そして数年前の悪夢のごとく、



クソ神主監督のもと、凍えるような寒さの中、かじかむ両手をさすりながら境内の掃き掃除をしていた。



がっ、



「「おーいっ!!来てやったぞーっ!!」」



「「あっ!!」」



やっぱり神サマは俺らを見放していなかったようだ。

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