ダイアモンド


「宮田はわかってるなぁ〜」


そこへ2つ年上の有明さんが入って来た。


「「こんにちは。」」


「よ。何、宮田に彼女でもできたの?」


「か、彼女?!」

思わず反応してしまう。


「違いますよ〜、女の子の携帯拾ったらしくて今日届けにいくんですよ。」


「はーー、なんかドラマみたい。宮田は初々しいなぁ笑」


先輩にそう言われると恥ずかしくなってきた。



「別に、そういうんじゃないんですよ。」


「原口は彼女作らないの?」


「だから〜、若手にそんな暇ないですよぉ!」


「なんだよ〜まだ若いからこそ頑張れよ。」


確か有明さんには彼女がいたっけ…。



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