忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜

…ご主人様とられた犬みたい。
いや子犬？

あ 小型犬でいーか。


｢なによぅ！ 桜はいっつも鈴ちゃんと要るんだから少しくらいはいいじゃんか！｣


｢よくないの！｣


｢なんでよ｣

｢うっ…;｣

ニヤニヤしながら聞いてる奈々に顔をしかめながら

｢…奈々、はしたないわ。｣


そう呟いたら、いかにも『ｶﾞｰﾝ』て効果音が尽きそうな顔になる

｢鈴ちゃん ひどぃっ！いつもの事だけどっ！でもそんなトコも可愛いから好きっ｣


｢…Ｍかよ。｣


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