そして誓いの言葉を絆に
いつの間にか今までの事を考えていたら、涼が部屋から出て来て、私がさっきのまま動いてなかったからか、クスッと笑った。

笑顔のまま近付いて来る涼。



「あ、あのね、涼」

「ん?」

「私、恋人と過ごすクリスマスって、初めてなの」

「えっ?」



涼は私の前で立ち止まると、不思議そうな顔をした。

涼の考えてる事が分かる。

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