黒いスーツの王子様
携帯を出し
希に電話をかける。






《‥お客様のおかけになった電話番号は、電波の届かない――‥》


クソッ

なんでアイツ
充電切れてんだよ…





まぁ、

大体想像つくけど・・・








「ハァハァ‥」



久しぶり、
こんなに走ったの‥


おまけに雨が視界を奪い、
体を冷たくさせる。





どこだっ!?


希はどこにいる‥





俺の店に来たってことは、
何かあったんだ……

間違いねェ!







―――サァァァ‥



頬を雨が濡らす。

雨はどんどん強くなる…


.
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