黒いスーツの王子様
《…わかった。》


「じゃあ、そうゆうことで。」




《待て!最後に…
希に代わってくれないか‥?》

「………」




ちらっと希を見ると‥

俺に口を塞がれ、
苦しそうにしている。







「……プハッ!」


希の口から手を離す。




「‥代われって。」

「ぇ・・・」


携帯を希に渡す。



希は戸惑いながらも、

携帯を耳にあてた。






俺は一安心して
タバコに火をつける。



やっと‥

一歩を踏み出せた。








希が・・

やっとひとつ近づいた。


そんな気がした…



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