黒いスーツの王子様

寝そべる俺の顔を
楽しそうに覗き込む修二。





「‥うん。付き合ってるフリなんかするんじゃなかった。
今夜は生殺しだよ(涙)」

「アハハ〜、
お前本当にホストかよ？？」


「ぅ…るせー//」




ホストである前に
俺は人間だ!!!!!!

本気で恋する
ことだってあるんだよ(///)









「ま。どう転んでも今夜はムードを盛り上げろよッ、ハイっ!!」


――！？

俺の顔の前に、
箱のようなものを近づける修二。









「…何コレ？」

「映画のＤＶＤ〜♪」


「ＤＶＤ？？」


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