大好きって言って(耀*芽衣)

なかよしっ


゚・。。・゚・。。・゚Kagaya side*



「ままぁ!起きてぇ」




土曜の朝。元気な真姫の声が家中に響く。
キッチンで朝食を作っていた俺の所に、眠そうな芽衣の腕を引っ張って真姫が現れた。




「真姫ぇー痛いってばぁ」




グイグイと引っ張られている芽衣は困った表情で着いてくる。




「あ、おはよう。真姫ママの事起こしてきてくれた?」




真姫の視線の位置に合わせてしゃがむと、真姫は目を瞑りながら腰に手を置いた。




「起こしてきたよー」




そう返事をした真姫に俺は微笑んで頭を撫でた。
そして出来上がった料理をテーブルの上に並べる。




「ほら?できたよー?」




そう声を2人にかけるが、2人の姿がキッチンにない事に俺は気付き、リビングの方に歩いて行く。




「ほら。朝ご飯できたよ」




そう声をかけた瞬間。俺は目を丸くした。




「っちょ!芽衣、何やってんの!?」




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