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現実



『加菜ぁー!?

早く起きなさい!

遅刻するわよ!』


いつも通りお母さんの
モーニングコールで
目覚めるあたし。


重くだるい体を
起こして、
少しぼーっとした。


朝がくるのが
こんなに早く感じたのは
初めてだった。




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