親友!?幼なじみ!?恋人!?
でも沈黙は破られる。
グレニスのうめき声ともとれそうなか細い泣き声によって。
「…どんなこっこと…聞い…て…も、嫌い…に……ならないから。…………お…しえ…て」
隠せないと思った。
隠しきれない。
…グレニスには隠したくない。
隣で肩を震わすグレニスを見ていたらそんな気持ちになった。
だから、言ってしまったんだ。
今までのこと、全部。
美波への想いも…。
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