親友!?幼なじみ!?恋人!?
「わたしね、晃が大好きなの。でも…それは恋愛感情の“好き”じゃなくて、幼なじみとしての“好き”。
だから、これからも晃がずっと大好きだよ?
でも…絶対に恋愛関係にはならない、なれない。
晃は大切な人だけど、1番大切なわけじゃないから。
わたしの一番は他の人なの。
“好き”って気持ちは簡単には変えられない」
そっと手を伸ばしてグレニスの手を持つ。
判ってくれたような…
そうじゃないような…
「本物の恋をしたら、きっと判るよ」
そうグレニスに笑いかけた。