親友!?幼なじみ!?恋人!?
「会ってただけだろ?知り合いかもしれないじゃん」
呆れたように言う俺に
「冷たい!」
わけのわからない言葉を残して兄貴はリビングから出ていった。
どこが冷たい!?
ちゃんと返事も返してたし、どこが冷たいんだよ!
惚れてんだから、美波の姉ちゃん信じればいいのに。
それだけのことだろ?
・・・それができてたら、あんな風にはならないって?
それはそうか…。
大丈夫なのかよ、兄貴ら。