crazy love
あたしたちは、しばらくそこで語ってから日も落ちてきたので、帰ることにした。
『もう、帰る?それとももうちょっと遊ぶ?』
そんなこと聞かれても…
あたしは、どっちでもいいし…
でもきっと隼人は、遊ぶことを望んでるよなぁ。
最近会ってなかったし、もうちょっと遊ぶか。
『遊ぶ!!』
『んじゃ、ゲーセンでもどう?』
『行く!!』
そうして、あたしたちは、ゲーセンに行った。
『隼人、プリとろーよ!!』
『えっ…まぢで?』
『やなの!?』
『ちょっとね…』
『いいじゃん!!』
『しょうがねぇな』
隼人は、ぼぼ強制でプリをとった。
『うわぁー今日、めっちゃ盛れてる!!』
『…』
プリは、よくとれた。
それから、しばらくゲーセンにいると、知らない男の人があたしたちに近づいてきた。
『よぉ!!お前、沖田だろ?』
『桐谷か…』
えっ!?
隼人、知り合い!?
ってかこの人、めっちゃ不良だぞ!?
隼人も十分不良だけど…
『お前、こんなとこで何してんだ?こんな可愛い子連れて』
『お前には、関係ねぇだろ!!』
二人は、対立してるっぽい。
そういえば、竜くんが、隼人には、いっぱい敵がいるって聞いたな。
なんか、怖くなってきた。