kiss潔癖症!?②
おまけ 満里奈side


ちょっと先の未来の話。

結婚準備をしてる2人。

いるのはベッド売場。

「新婚さんならこちらはいかがですか?」

にこやかな店員さんに勧められた先には、ちょっとお高いダブルのベッド。

私は思わず「シングル2つ欲しいんです」と言った。

隣で苦笑いする純。

ここへ来る前に私が言った言葉を思い出しているんだろう。

「寝る時ぐらい、1人でゆっくり寝たい」

私は寝が浅いようで、隣で純が動いたりすると目が覚めてしまうんだ。

だから寝る時は1人で寝たい。

私って変なんだろうか?

そんな私を苦笑いしながらも受け入れてくれる純。

その後、本当に新居にはシングル2台が運ばれてきたとか。

私は"恋愛潔癖症"なのかもしれない。

でも2人が良ければ、それでいい。

これは私たちの幸せのエピソード。

いつまでも続くエピソード。

こんな私だけど、これからもよろしくね。純。




おまけもend




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