妄想な彼女



それから1時間が経過しても円城は帰ってこなかった


「常陸先輩~」


何にもすることがなく適当に座っているとさっきの女子が走りながらやって来た


「あんた…」

「河辺ですっ!河辺杏里!」


「河辺さん…?」


「そうです!や~流石、学校1のイケメン!
輝いてるぅ~」


な、何か円城と似てねぇ?


「あっ…話がずれるとこでした!
常陸先輩、美緒連れ戻してください!」


「…は?でも俺、どこにいるか知らねぇし。」

「図書室にいますからっ!じゃ!よろしくお願いします!」


「あ、あのぉ… 」


河辺さんはそれだけ言うとそれまでやっていた仕事に戻った


と、図書室ねぇ…








しゃあねぇ…行くか…



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